アップデートの対応が異なる電子カルテの種類

電子カルテの種類によって、現場で求められる看護師の対応力には違いがあります。電子カルテには大きく分けるとオンプレミス型とクラウド型のシステムがあり、アップデートのときの対応力について要求度が異なる点に注意が必要です。

オンプレミス型は、医療施設が持つサーバー上に電子カルテシステムをインストールして使う仕組みです。クラウド型の場合、医療施設はサーバーを持っておらず、電子カルテシステムの提供業者が管理しているクラウドサーバーを利用する仕組みになっています。

クラウド型の場合には業者が管理しているクラウドサーバー上に電子カルテシステムの本体があるので、必要に応じて業者がアップデートしてくれるのが特徴です。
しかし、オンプレミス型の場合には医療施設のサーバー内にシステムの本体があるため、自動ではアップデートされません。業者も大きな変更があるときにだけアップデートをするように医療施設に連絡する傾向があり、まとめてアップデートすることが多くなっています。

この違いによって、アップデート時の変化の大きさに差が生じています。
クラウド型の場合には頻繁に仕様が変わる代わりに、変化は微々たるものなので対応するのが比較的簡単です。
しかし、オンプレミス型の場合には大型アップデートになることが多く、インターフェースが変わってしまうこともよくあります。そのため看護師には、アップデートの度に柔軟に対応してすぐに業務に使えるようにする対応力が求められます。